韓国野球ファンの本音「応援が面白いから観戦」が約50% チアは代表の「エース」と母国メディア指摘
踊らぬ韓国代表と対照的…招集された韓国チアは爆発的な人気
11月に行われた野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」では台湾が初優勝、日本が2位となる中、韓国代表は台湾で行われたオープニングラウンドで敗退し、上位4チームによるスーパーラウンドに進めないという結果に終わった。韓国では様々な反応が起きているが、メディアからも「エースは別にいた」という耳の痛い指摘が。各国の応援文化が注目される中、韓国のチアリーダーへの注目が目立ったというのだ。 【画像】本当に40歳? 腹筋バキバキ、プロポーションが凄い韓国伝説チアのモデルショット 韓国メディア「スターニュース」が「4強脱落の韓国野球、エースは別にいた」という記事を掲載している。この中では韓国代表の戦いについて「重要な試合でチームを引っ張るはずの先発投手が不振だった。怪我でプレミア12に出場できなかったムン・ドンジュ(ハンファ)やウォン・テイン(サムソン)らの不在が残念な部分として残った」と残念そうに伝えた。 一方で「韓国プロ野球KBOリーグの応援文化は、台湾でも韓国野球の“エース”の役割をしっかり成し遂げた」と伝えた。「プレミア12の主催側は、この大会を前に韓国と日本のチアリーダーを招待してファンの耳目を集めた」として“プレミア12スターズ”の名前で集められた各国を応援するチアリーダーに5人の韓国チアが参加したと伝え「韓国のチアが参加したサイン会ではめちゃくちゃな人の波が起き、球場内の売店では名前入りのタオルや顔写真入りのボールが販売された」と現地の様子を報じた。 イ・ダヘら、韓国人のチアリーダーが台湾プロ野球に移籍することも増えており「台湾で活動する韓国のチアリーダーたちも、みな野球選手に劣らない人気を集めている。台湾のファンは彼女たちにアイドルのように接する。写真などのグッズを購入するファンが多い理由だ」と、今や野球選手以上に注目される存在になったとしている。 さらに、今季の韓国プロ野球は歴代最多となる1088万人の観衆を集め、そのなかで応援は重要な役割を果たしたと指摘。韓国プロ野球を運営する韓国野球委員会(KBO)が8月に行った、2600名を対象としたオンライン調査でも、49.3%が「応援が面白いから球場へ行っている」と答えたという。
THE ANSWER編集部