どうしても部屋が片づかない人が無意識にやってしまっている汚習慣3
片づける気はあるのになかなか片づかないのは、もしかして習慣に原因があるのかもしれません。整理収納アドバイザーでセミナー講師も行っている松下香奈さんに、片づかない人が無意識にやってしまっている汚習慣を教えてもらいました。 【画像】どうしても部屋が片づかない人が無意識にやってしまっている汚習慣3
1.片づけを後回しにしてしまう
今ではなく、後でしよう!と先延ばしする癖があると部屋がどんどん散らかってしまいます。その散らかった部屋をみるとますます片づける気がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。1日5分でいいので片づけタイムを作って習慣にしましょう。 後回しにしがちなものに、DMや学校からのプリントがあります。この類の片づけを後回しにしてしまうとすぐにプリントの山になってしまいます。DMはさっと目を通して処分し、学校からのプリントは提出物であればすぐ記入して子どもに持たせ、お知らせはスマートフォンに重要な点をメモしたり、写真を撮ってから処分したりすることを習慣にすると溜まらずに済みます。
2.もったいなくて捨てられない
使っていないけれど捨てられない衣類や本類、紙袋はありませんか? 衣類はつい「いつか着るかもしれない」と思って着ていないのに保管しまいがち。紙袋も「いつか使うかも」「ブランドショッパーだから」と捨てずにいると増えていくばかりです。 1年以上着ていない衣類は今後も着る可能性は低いと考えて手放しましょう。高かったからという理由でなかなか手放しづらいものは、フリマアプリやリサイクルショップを利用すると次に誰かが使ってくれることになります。 紙袋を保管する場合は、保管場所を決め「ここに収まるだけ」と決めてそれ以上はもたないようにします。 「今」使っていないものは「いつか使うかも」と考えるよりも「これからもきっと使わないだろう」と思うのが習慣になれば部屋が不要なもので溢れるのを防ぐことができます。
3.使ったものを定位置に戻さない
家の中でもキッチンやリビングはもののアイテム数が多い場所です。そこで使ったものをそのままにしておくとどんどん散らかってしまいます。使ったものをすぐ元に戻せないのは、戻す場所が決まっていないとか、戻すのが面倒な場所にあるとかではないでしょうか? また大事なものやすぐ使いたいものがどこにあるか分からないときはイライラが増えてしまいます。そうならない為にも、ものの定位置が必要なのです。定位置があると捜すというストレスから解放されます。ものを出し入れがしやすい場所、家族にも分かりやすい場所が定位置であれば、使ったものを出しっぱなしにすることもなくなりますよ。 どんな環境のお部屋で過ごしたいかをイメージしながら、大掛かりでなくても1日5分でもいいのでちょっとした片づけが習慣になると、きっとスッキリな部屋がキープできるのでぜひ実践してみてください。 ◆執筆/松下香奈さん 衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。 ※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。店舗によっては取り扱いがない場合があります。 構成/サンキュ!編集部
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