「3000万」安達祐実も驚き! 青木崇高が一緒に入浴するほど愛していたものとは…?
NHK総合にて、10月5日にスタートした土曜ドラマ「3000万」。2022年にNHKが立ち上げた脚本開発特化チーム「WDRプロジェクト」から生まれたクライムサスペンスだ。コールセンターの派遣社員として働く佐々木祐子(安達祐実)と夫の義光(青木崇高)、息子の純一(味元耀大)の日々の生活はギリギリ。そんな中、佐々木家をある不幸が襲い…。この時、ちょっとした出来心から選択を誤ったことで、その後の生活は一変。祐子たちの目の前に次々に現れるくせ者たちが、平穏な日常を狂わせていく。 今回は、そんな夫婦を演じる安達さん&青木さんへのインタビューを敢行した。 ――まずは、撮影に参加された感想を教えてください! 安達 「最初に企画をいただいた時から、すごく面白いなと思いました。ドラマの中の出来事は非日常ですが、私が演じている祐子は普通の主婦で。こういう役を演じたことが少なかったので、すごくうれしかったです。NHKでドラマの主演をやらせていただけるのはこれが最初で最後かもしれない、という意気込みで撮影をさせていただきました。楽しみながらみんなで作ったのですが、自信を持って皆さんに薦められるものができました」 青木 「僕のキャリアの半分以上はNHKだと思うのですが、NHKらしいドラマでないどころか、日本のドラマらしくもない挑戦的で挑発的な作品だなと思いました。こういう仕事をやっている以上、野心的なチームで取り組めたことが本当に幸せでした。全力を注いだつもりです。皆さんにも面白いと思っていただけたら、それ以上の幸せはないですね」 ――どの辺りが挑戦的、挑発的と感じられたのでしょうか? 青木 「倫理的にも危ういドラマをNHKが作っているのがすごいですよね。すんなり企画は通ったんですかね(笑)。物語はどんどんといろんな展開をしていくのですが、こんな展開は日本のドラマでもあまり見たことがないと感じました。海外ドラマにも決して負けない、とにかく良質さを追いかけているドラマだなと。(台本の)読者としてもすごくワクワクしましたし、これを実際に映像にするということにおいて、『さらに面白い映像にしないといけない』といいプレッシャーをいただきました」