GG賞広島のショート・矢野雅哉が守備の極意を語る「ポジショニングが当てはまったときは“やってやった”という感覚」
プロ野球・広島の矢野雅哉選手が、プロならではの守備の極意を語りました。 17日に放送された日本テレビ「Going! Sports&News」で、「ゴーインググラブ賞」の年間大賞に選ばれた矢野選手。毎週、好守をした選手の中から赤星憲広さんが選ぶゴーインググラブ賞ですが、この日は2024年シーズンの年間大賞が選ばれました。 【画像】広島ドラ1・佐々木泰選手のもとに駆けつけた広島・新井貴浩監督 イレギュラーのバウンドにも反応できる身体能力の高さや、強肩を生かした正確な送球で、守備の名手として知られる矢野選手。今季はショートとして、2位のヤクルト・長岡秀樹選手(67票)を大きく上回る218票を獲得し、自身初となる三井ゴールデン・グラブ賞を受賞していました。 そんな矢野選手の守備の極意は、「チームのピッチャーのその日の状態を早く見極める」とのこと。バッテリー間で次に投げる球種が決まった瞬間、飛んでくる打球のパターンを何個か想定して守備につくそうで、「ポジショニングが当てはまったときは『やってやった』という感覚が出てきますね」と笑顔で語りました。 年間大賞に選出した赤星さんは、矢野選手の守備を「普通の野手だと、イレギュラーバウンドに対して反応できない。取ってからバランスを崩しているのにもかかわらず強い送球ができるというのも矢野選手の素晴らしいところ」と称賛しています。 (11月17日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)