エジプトの紅海沿岸で観光船が沈没、外国人観光客ら17人が行方不明
エジプトの紅海沿岸で、外国人観光客ら乗客31人と乗組員14人を乗せた観光船が沈没し、地元当局は25日、このうち28人を救助したが、17人が行方不明になっていると発表した。 観光船「シー・ストーリー」は外国人観光客ら乗客31人と、乗組員14人を乗せ東部マルサ・アラム沿岸で沈没。当局によると観光客らは、サンゴ礁や多様な海洋生物で知られる紅海で、数日間のダイビングツアーに参加していたという。船は24日にマルサ・アラムを出港し、29日に戻る予定だった。 地元知事は、船はサタヤ礁の近くで沈没した可能性が高いと述べた。地元当局によると、午前5時30分に救難信号を受信したという。エジプト軍のフリゲート艦と航空機が行方不明者の捜索にあたっている。 この海域で船が沈没したのは今年2件目。6月には強い波を受けて船体が破損し、沈没する事故が起きた。