川崎に新星現る…久保建英と同期FW宮城天が待望のJ初ゴール
苦戦の末に鹿島から奪った逆転勝利で、試合のなかった眼下の敵、マリノスとの勝ち点差を7ポイントに広げた。残りはともに9試合。連覇へ向けた戦いがいよいよ佳境を迎えるなかで、宮城が自信をつけた左ウイング争いの活性化は川崎を再加速させる。 「マリノスのことを考えるのはまだ早いのかなと。チーム全体として目の前の試合をひとつひとつ、我慢強く勝つというところをみんな志してプレーしているので、その意味では今日の1試合に勝てたことをすごく嬉しく思います」 東京五輪開催に伴う変則日程の関係で、26日の湘南ベルマーレとの次節で5月30日以来、約4ヵ月ぶりにホームの等々力陸上競技場で戦う。12月4日に組まれているマリノスとの最終節を待つまでもなく、川崎が再び上昇曲線を描く体勢に入りつつある。 (文責・藤江直人/スポーツライター)