Jリーグは何位? アジアのリーグ市場価値ランキング1~10位。トップは驚異の1600億円超え
近年、アジアのリーグの価値が向上している。中東リーグは豊富な資金力を活かし有名選手を獲得、Jリーグは多くの有望選手を海外へと送り込んでいる。では、アジアのリーグで市場価値が最も高いのはどのリーグなのか。今回はアジアのリーグ市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照)
10位:スーパーリーグ(ウズベキスタン)
総市場価値:8130万ユーロ(約130億円) 総選手数:369人 最高額選手:オディルジョン・ハムロベコフ(120万ユーロ/約1億9200万円) アジアのリーグ市場価値ランキング10位にランクインしたのはウズベキスタンのスーパーリーグだ。同リーグの市場価値は8130万ユーロ(約130億円)となっている。 同リーグで最も市場価値の高いクラブはパフタコール・タシュケントで1110万ユーロ(約17.8億円)となっている。パフタコールは2019年から5シーズン連続でスーパーリーグを制しており、国内で無類の強さを誇っている。次いで市場価値が高いのが、昨季ウズベキスタン・カップを制覇したナサフ・カルシだ。こちらもAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝の経験を持つウズベキスタンの雄で、1055万ユーロ(約16.9億円)を記録している。 ウズベキスタンリーグで最も市場価値の高い選手はナフバホール・ナマンガンのオディルジョン・ハムロベコフで、120万ユーロ(約1億9200万円)の値を叩き出している。同リーグは他リーグとは異なり、市場価値ランキングの1位から6位までが自国の選手となっている。U-23アジアカップでも準優勝とウズベキスタンの地力は着実に上がっており、このリーグはこれからより成長していくだろう。
9位:Kリーグ2(韓国)
総市場価値:8270万ユーロ(約132億円) 総選手数:467人 最高額選手:バルディビア(80万ユーロ/約1億2800万円) アジアのリーグ市場価値ランキング9位にランクインしたのはKリーグ2だ。韓国2部リーグの市場価値は8270万ユーロ(約132億円)となっている。 Kリーグ2の中で最も市場価値の高いクラブは水原三星ブルーウィングスだ。水原三星といえば、4度のKリーグ1制覇、2度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を記録している韓国の強豪クラブだが、昨季は6勝7分20敗と大失速。あえなくリーグ最下位に沈み、クラブ史上初となるKリーグ2降格となってしまった。そんな同クラブの市場価値は888万ユーロ(約14.2億円)となっている。 Kリーグ2の中で最も市場価値の高い選手は全南ドラゴンズのバルディビアで、80万ユーロ(約1億20800万円)となっている。元U-23ブラジル代表としてプレーした経験を持つ同選手は、2023年からKリーグ2でプレーしており、昨季リーグ戦36試合14ゴール14アシストと圧巻の成績を残している。 Kリーグ2では現在3人の日本人選手がプレーしている。特にFC安養の谷内田哲平が目を引く存在で、今夏京都サンガF.C.からレンタル移籍で加入しており、ここまでリーグ戦6試合に出場している。Kリーグ2で成長した同選手がどのようなプレーを見せてくれるのか、来季注目だ。