アナタはどっち派? 交通系ICカード「Suica」と「PASMO」のメリット&デメリットを徹底解説!
一方、PASMOのほうは独自ポイントがなく、その代わりにPASMO加盟会社ごとにポイントを貯めることができます。 たとえば、「小田急ポイント(小田急)」「トプポマイル(東武)」「SEIBU Smile POINT(西武)」「京急プレミアムポイント(京急)」「メトポ(東京メトロ)」のポイントを、PASMOにチャージして残高として利用することが可能となっています。 ただし、各社それぞれに還元率やサービスに違いがあり、筆者には貯めにくさを感じてしまいます。通勤で地下鉄や私鉄を利用する機会が多い人は、その路線ごとのサービスを調べてみるしかありません。 なかでも小田急ポイントは、ライフラインとなる電気とガスの会社「小田急でんき」を運営しており、還元率はクレジットカードと連携することで1.5%程度になりますが、家族全員で利用すれば、かなりポイントが貯まると思います。 ■Suicaのほうがオートチャージが使いやすい
SuicaとPASMOには、それぞれスマホで使えるアプリがありますが、実はオートチャージには少し違いがあります。 1日のオートチャージの上限は、モバイルPASMOが1万円なのに対し、モバイルSuicaのほうは2万円となっています。 しかも、モバイルPASMOには1カ月のオートチャージに5万円の上限が設定されています。これに対し、モバイルSuicaには1カ月のオートチャージに上限はありませんので、PASMOより使いやすいでしょう。
PASMOのメリットは?
次に、PASMOにはどんなメリットがあるのか確認してみましょう。これはSuicaのデメリットにもなります。 ■PASMOのほうが販売チャネルが多い Suicaの販売場所は、基本的にJR東日本の駅やみどりの窓口ですが、実は、それ以外にもりんかい線(東京臨海高速鉄道株式会社)ではりんかいSuica、東京モノレール(東京モノレール株式会社)ではモノレールSuicaも販売されています。