ムバッペがラ・リーガの《ワースト新戦力》に? 期待が大きすぎて58%も票が集まってしまった……
ハメス、ハラーらと期待はずれの新戦力に
まだスペインのラ・リーガは序盤戦の段階ではあるが、ここまで最もインパクトを残している新戦力は誰になるだろうか。 スペイン『MARCA』が絶賛するのは、ライプツィヒからバルセロナへ移籍したMFダニ・オルモだ。バルセロナが獲得へ費やした5500万ユーロ+ボーナス700万ユーロは決して安価な取引ではないが、オルモはリーグ戦6試合に出場して5ゴールを記録するなど絶好調だ。怪我で離脱していた期間があったとはいえ、ここまでの働きに文句はつけられない。バルセロナのスタイルにもフィットしており、早くも大成功の気配が漂う。 一方、その他の大物選手たちには苦戦の傾向がある。ラージョの選手としてラ・リーガに戻ってきたMFハメス・ロドリゲス、ドルトムントからレガネスに加わったFWセバスティアン・ハラー、ビジャレアルからアトレティコ・マドリードへ移籍したFWアレクサンデル・セルロートも大成功とは言えないか。 特に0ゴールのハラー、コロンビア代表の時とは別人のようになっているハメスへの評価は厳しい。すでにハメスには移籍の噂もあり、ここまでは失敗と言われても仕方がないか。 さらにもう一人。同メディアが名指ししたのはレアル・マドリード入りしたFWキリアン・ムバッペだ。リーグ戦で6ゴール1アシスト、チャンピオンズリーグでも1ゴール1アシストを記録するなど、決して悪い成績ではない。しかしまだチームの前線に100%フィットしているとは言えず、ヴィニシウス・ジュニオールとの連携もぎこちない。期待されたバルセロナとのクラシコも0-4で大敗したため、今のレアルは全体的に評価を落としている。 同メディアは『ここまで一番期待はずれの補強は誰だ』とアンケートを取っているが、厳しいことにムバッペが最多58%の票を集めている。それに続くのがハメスで26%、ハラーで7%だ。 ムバッペの場合はそれほど期待が大きかったということだろう。果たしてここからサポーターの評価を変えていけるのか。想像していたよりは厳しいスタートとなっている。
構成/ザ・ワールド編集部