高級感&高性能がうれしいGalaxy Chromebook Plus。AI機能は今後に期待
スピーカー音量が小さい
Galaxy Chromebook Plusの魅力の1つは、15.6インチのAMOLEDにあります。サイズよし。1080p画質よし。YouTubeやNetflixを見るには問題ありません。画面も明るい。 ただし、リフレッシュレートは60Hz。動画見るにはいいのですが、ゲーム(Game PassやGeforce Nowユーザー)しようと思ったら物足りない。120Hzは欲しかったです(Acer Chromebook 516 GE.は120Hzある)。 音は不満、小さいんです。画面がいいだけに、これで映画を見たいのですが、小さい。ヘッドホンを使うならいいんですけどね。 つまり、エンタメ端末として使うのはちょっと厳しいかも。
バッテリーはギリ1日持つ
1月にリリースされたIntel Core 3 100U Raptor Lakeを搭載。エントリーレベルのチップですが、特に物足りなさはありません。負荷にもそこそこ頑張っていて、端末の底は少しアツくなるものの、底から抱えなければ気づかない程度。ファンはうるさくないですが、Chromeでウィンドウ複数開けて、外付けディスプレイ繋いで作業していると、頑張っている音が聞こえます。 メモリは8GBで、Chromebook Plusにしては大きめ。そのおかげでいろいろなタスクがスピーディにできます。だからといって、調子に乗ってウィンドウやタブ開きまくっているとダルくなりますからね。 Chromebookといえば、バッテリーがメリットにあったのですが、最近は他モデルもバッテリー持ちがいいので、特筆できるほどでもなくなってきています。Galaxy Chromebook Plusのバッテリー持ちは公式曰く13時間。ただし実際に使った感じだと、6~7時間で心細くなります。1日持つことは持ちますが、ヘビータスクユーザー、長時間ユーザーは充電器必須。
AIはこれからの話
先述のQuick Insertキーですが、Caps Lockのスペースに鎮座しています。本端末はこのキーを搭載する初のChromebook Plusモデル。メリットは最後に開いたファイルにクイックアクセスできること、ライティングのAIサポートにアクセスできること…など。 試しに、Galaxy Chromebook PlusのスペックまとめをGeminiに書いてもらおうとこのキーを使ってみたのですが、出てきた文章はスペックが間違っていました。Gemini Advanced使ったのに…。つまりこの物理キーが役に立つかどうかは、ソフトであるAI側が役に立ってからの話(Gemini Advancedといえば、Chromebook Plusの新規購入者は12カ月の無料サブスクが付いてきました)。 今年出た数々のAIパソコンでも言われてきましたが、AI機能目当て、Quick Insertキー目当てでGalaxy Chromebook Plusを購入するとがっかりします…。