連敗止めた! ドラ1・常廣羽也斗プロ初勝利 野手陣も打って守ってルーキーを強力援護 週末の広島カープ(9月13日~15日)
広島カープ 常廣羽也斗 投手 「1軍で投げられるチャンスをいただけたので、自分はしっかり自分らしいピッチングをするだけだなと思っています」 常廣のプロ初登板・初先発は、チーム連敗脱出を託されるマウンドとなりました。注目が集まる中の第1球、147キロのストライクを奪うと、2球目もストレート。ファームで磨きをかけた直球でDeNAの1番・梶原昂希 を追い込みます。 最後は常廣の武器フォークで空振り三振。ドラフト1位があいさつ代わりの三球三振で最初のアウトを奪います。 RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん 「緊張感があったと思うんですが、すばらしいピッチングでした」 しかし、その後、連打から2アウト・ランナー三塁・二塁とピンチを招き、迎えるバッターはプロ12年目・35歳の 宮﨑敏郎 。フルカウントになりますが、最後は見逃し三振。初回を無失点で切り抜けます。 天谷宗一郎 さん 「落ち着いていました。ナイスボールでしたし、ここぞというときに投げるストレート・フォーク、すばらしかったです」 ピンチのあとにはチャンスあり。そのウラの攻撃、2アウト・ランナー二塁・一塁で打席には5番・小園海斗 。「常廣がピンチで踏ん張っていたので、先制することができてよかったです」と2点タイムリーツーベースを放ち、連敗脱出へカープが先制します。 天谷宗一郎 さん 「フォアボールの後の初球、そこを迷わず振り抜くのが、やっぱり小園選手のよさです。ぞんぶんに出してくれました」 さらにランナー三塁・一塁とし、9月、苦しい打席が続く7番・末包昇大 。低目の変化球をレフト前に運び、6試合ぶりのタイムリー。 天谷宗一郎 さん 「強引にならなかったです。ここで追加点を取るというバッティングに変えたところがよかったです」 続く8番・菊池涼介 もタイムリーを放ち、この回、4得点の猛攻。 天谷宗一郎 さん 「つながりました。若い選手がつくった流れにベテラン選手も乗りました。ナイスバッティングです」