県知事選の候補擁立「相当熱心にやったが」名古屋・河村市長会見1月10日(全文3完)
現時点で愛知県政への評価は
記者:すいません、共同通信のヒラトウです。あらためて質問させてください。さっき「トリエンナーレ」の話もありましたけど、現時点で愛知県政の評価、あと【モ***00:59:56】での思いなど、知事選迫る中で、あればお伺いしたいんですが、いかがでしょうか。 河村:この間言いましたけど、本当に減税をやってくださいよ、ちゃんと、知事は。10%減税だったですよ、僕と一緒に。減税という政策はやっぱりものすごく厳しいんですよ。役所が嫌うし、議員さんも嫌うし、給料減らされるもんだで、どうしても。ほんでマスコミも付いてこやせんと。某、今の記者で、あんまり言うといかんけど、大新聞、地元の、の偉いさまから、会ったとき、そんな減税で票を取って、ポピュリズムだいって。というふうになっちゃうんですよ。 違いますよいって。減税やるほど大変なことねえんだと。みんな反対ばっかの中で押し切ってかないかんで。本当なんとなくばっと言うと、減税いうと福祉が悪くなるように思えるがね。だけど違うじゃないですか、増収になっとるから。そうでしょう。減税分も入れると、増収分はたぶん名古屋が、東京は分かりませんけど、日本一ですから。だけど、そりゃ10年たたんと分からんけどね。10年ぐらいたつと数字が出てくるから。だけどどんだけ言ってもあれだけど。
公約はやっぱり守らないかん
まあまあ、繰り返し言っていきますわ、わしもやけくそだで。これは知事に言ったんです、私。10%減税言ったんだで、ちゃんとやってくれと、提案してくれ言ったら、いや、通らん言うわけだ、やったって。通らんいって、わしのところも通らんかったけど、だってリコールまでやったじゃないですか、議会も。そんで妥協のいろんな産物として5%で通して、日本で今や減税しとんのは名古屋だけですよ、なんと。やったんだと。だで、やらないかんで。否決されたって、それはしょうがねえわいって。リコールでもええじゃねえかと言ったら、僕はそういう男じゃにゃあと言いましたんで。これ、私が言っとるの本当ですから。これはいかんなと。 それと、公約だったがやいって。公約はやっぱり守らないかんですよ、本当に。議員が、おめえさん、言ったこと、うそ言っていいなら議員の発言ってどういうの。科学者でもなんでもにゃあのに。トラストといいますけど、政治って何が一番重要かいったらトラスト、信頼ですわ。それ以外ないですよ、議員なんていうのは。河村さん、詐欺師かなんか、訳分からんじゃないですか、こんなの、政治やっとるの。政治やって一遍通ったか一遍立候補しただけで自分のことを政治家と言うないうの、まず。本当に。偉そうに。何を感じとるんだ、何を考えとるんだということ、勘違いしとるんだと。それでやっぱり言ったことを実現せないかん。特に首長の場合はね。だで偉いんですよ。 今の質問だったら、それをやってくださいよ、本当に。できんいったって議会で否決させりゃええじゃないですか。それでリコールすりゃいいじゃないですか。名古屋でやってきたがね。でしょう。今や、ようけ、10、10ぐらいあったか知らんけど、減税やった市町村あったけど、全部やめて名古屋だけ。この孤立感。なんのために、俺、4億円、自分の給料を受け取らずに返して、お母ちゃんに怒られたのかなと。風呂の栓抜かれたのかと考えると、これ、本当に嫌になってくるわ。夜、酒飲まなやっとれん。だで、ぜひ県知事におかれましては、シンプルに一番最初の公約をやってくださいということです、一丁目一番地だった。 記者:ありがとうございました。それでは時間になりましたので、よろしいでしょうかね。市長、1時間どうもありがとうございました。 河村:ありがとうございました。すいません。ポスターにも張ってあったはずですよ。 記者:減税やりますって? 河村:県民税、市民税10%減税と。確か、ポスターに。広報はちょっと、【**********01:04:27】。もう分からん。 記者:どうもありがとうございました。 (完)【書き起こし】名古屋・河村市長会見1月10日