スワローズが“獲得”も…?ヤクルトのドラフト指名候補(5)完成度は“高校生No.1クラス”…?
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、東京ヤクルトスワローズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。
髙尾響(広陵)
・ポジション:投手 ・投打:右投右打 ・生年月日:2006年5月22日 ・経歴:広陵高 高校生離れした完成度を誇る髙尾響。プロスカウトからも高く評価されており、指名候補の1人に挙がりそうだ。 広陵高では入学直後から公式戦に登板し、1年春の中国大会からエースナンバーを背負った。早くからチームの大黒柱となり、2年春から4季連続で甲子園に出場。 今夏の甲子園では、初戦となった熊本工戦で、9奪三振1失点完投勝利を挙げた。特に最終回のピンチ時にギアを上げ、連続三振を奪う投球は圧巻だった。 次戦で東海大相模高に敗れたが、大会後には高校日本代表に選出。国際大会でも2試合(3回)を投げ、無失点の好投を披露した。 最速148キロの直球に加え、多彩な変化球を操るのが特長。進路が注目されていたが、プロ志望届を提出。 東京ヤクルトスワローズでは、小川泰弘や石川雅規など、プロでは小柄と分類される投手が長らく活躍。髙尾も身長170センチ前半と似た体格なだけに、良い手本にもなるだろう。
ベースボールチャンネル編集部