靴を脱いでくつろげる京都伏見の本屋さん「絵本のこたち」【えほんとりっぷ】
全国各地の素敵な絵本屋さんを旅した、絵本講師のふわはねさん。著書『えほんとりっぷ 全国絵本屋さんめぐり130軒』の中から、nobico編集部が特に気になったお店を、本書より抜粋しご紹介します。 今回は、自宅のようにくつろげる本屋さん、京都府 京都市の「絵本のこたち」さんをピックアップしました! ※本稿は、ふわはね著『えほんとりっぷ 全国絵本屋さんめぐり130軒』(世界文化社)から一部抜粋・編集したものです。
想いをのせて絵本を届ける 絵本のこたち・京都市
築70 年を越す民家を改装した店舗。靴を脱いで、自宅のようにくつろぎながら絵本時間を楽しめる。「大人と子どもの境目がない社会が理想」という店主の熊谷さん。届けたいのは、社会につながる窓のような絵本、生きる力になるような絵本、とその選書には一本の筋がある。絵本の感動を多くの人と共有できたら嬉しいと、あらたに出版業も始めるそうだ。大人になっても、いつまでも読み返したくなる絵本がきっと見つかる。
広い土間は原画展などのギャラリースペース
地域で子どもたちを「子たち」と呼ぶのを聞き、個々を尊重する言葉に思えて店名に添えたという
DATA
京都府京都市伏見区横大路下三栖辻堂町76 営業時間:11~18時 定休日:月・木 公式サイト:https://cotachi.main.jp
ふわはね(絵本講師)