首位攻防戦を前にミーティング 広島カープ・新井貴浩監督がチームを鼓舞 天王山 まず巨人1勝 森下暢仁 vs. 菅野智之 “背番号18対決” (9月10日)
◇ ◇ ◇ コメンテーター 平尾順平 さん(ひろしまジン大学 代表理事) 気合いが入っていますよね。「魂を込めて」という言葉が何度か出ていました。 青山高治 キャスター 野手はバットに魂を込めて、ピッチャーはボールに魂を込めて… 平尾順平 さん そして「最強ではないが今、最高である」。そして、またこれから最強になっていこうっていう、全てにおいて力を感じるお話をした新井監督。 青山高治 キャスター いかに今回の巨人戦が大きな意味を持っているかも伝わります。 中根夕希 キャスター 試合前にこの話があるわけですから、選手のみなさんもきっとプレーをしていて、このボールやあと1本とか頭によぎるものがたくさんあったんじゃないかなと思います。 青山高治 キャスター ここまできたら残り試合も “魂と魂” の戦いになってきます。巨人との天王山、10日の 森下暢仁 対 菅野智之、“背番号18対決” を振り返ります。 ■9月10日(水)広島 vs. 巨人(マツダスタジアム) 6年ぶりの優勝へ負けられない巨人との3連戦。先発の森下は、自己最多の11勝目を狙うマウンド。初回、1アウトから2番・坂本勇人。レフトスタンドへのソロホームランでいきなり先制を許します。 しかし、それ以降、立ち直りを見せた森下。4回は緩いカーブで連続三振を奪うなど三者凡退に抑えます。 5回にはピンチを招きますが、坂本の大きな打球をレフト・末包昇大 がフェンスギリギリのスライディングキャッチ。味方の守備にも助けられ、巨人打線を5回まで1失点に抑えます。 打線は、相手先発・菅野の前にわずか1安打に抑え込まれ、反撃のきっかけをつかめません。 6回、森下は2アウトからピンチに。7番・門脇誠 に左中間を破るタイムリーを浴びるなど5回途中、4失点で首位攻防戦のマウンドを降ります。 森下暢仁 5回2/3 被安打7 失点4 反撃したいカープはそのウラ、代わったリリーフ陣からチャンスを作り、バッターは 野間峻祥 。「まず1点を返せてよかった。最後まであきらめずにがんばる」と気持ちのこもったタイムリーツーベースヒットで1点を返します。