首位攻防戦を前にミーティング 広島カープ・新井貴浩監督がチームを鼓舞 天王山 まず巨人1勝 森下暢仁 vs. 菅野智之 “背番号18対決” (9月10日)
■10日の試合前 巨人との天王山を前にミーティング 広島カープ 新井貴浩 監督(球団提供 たかあきグラム carp official) 「おつかれさん。あと、残り22試合かな。第4コーナーを回って、最後の直線に入った状態だと思うんだけどね、本当にここまでみんな、よく全員がんばってくれていると思う。みんなのがんばりで今、この位置にいて、しびれるような戦いを毎日できていると思う。ただ、『カープ、よくがんばったね。みんな、よくがんばったね』で絶対に終わらせんで」 【写真を見る】首位攻防戦を前にミーティング 広島カープ・新井貴浩監督がチームを鼓舞 天王山 まず巨人1勝 森下暢仁 vs. 菅野智之 “背番号18対決” (9月10日) 「きょうからピッチャーは、今、ミーティングはピッチャーも野手もやってくれていると思うけど、ピッチャーをこれまで以上に、もちろんデータとか配球とかを頭に入れるんだけど、やっぱり最後の最後は気持ちだと思うんよね。『打てるもんなら打ってみろ』っていうね、そういうボールに魂をのせて、結果はどうあれ、どうなろうがねとにかく思い切り腕を振ってほしい」 「あと、野手だったら、野手もいつもミーティングをしてもらっていて、先乗りスコアラーから配球であったり、『こういう攻められ方をするよ』『おまえはこうだよ』『このカウントでこのボール来るよ』って、いろんなものはもちろん頭に入れるんだけれども、最後にあそこでバットを振るのは自分自身だから。とにかくバットに魂を込めて食らいついていってもらいたい。それが打てなくてもね、打てても結果はどうあれ、とにかく絶対になんとかしてやるっていう、そういう魂を込めてね、きょうから22試合がんばりたいなと思います。OK?」 「まだまだ自分たちのチームは成長途中だと思うし、開幕の頃から比べたら今、すごく強くなっていると思うけど、まだまだ最強のチームではないよね。ただ、やっぱり、おれ、すごく思うのは、みんなと一緒に野球をやって本当、最高のチームだと思う。最強ではないけど、最高のチームだと思う。最高のチームメイトのみんなとともに最後、倒れながらでも、はいつくばりながらでもゴールテープを最初に切ろうや。OK? よし、がんばっていこう」