18回にわたり計1500万円を振り込み＝津警察署（三重テレビ放送）

　三重県津市に住む男性がSNSで知り合った人物から国際原油取引への投資を勧められ、約1500万円をだまし取られました。 　警察の調べによりますと今年7月頃、津市に住む40代の会社員の男性はSNSで琴美と名乗る人物と知り合いとなり、さらにLily（リリー）と名乗る人物を紹介されました。 　そしてリリーから国際原油取引への投資を勧められ、取引口座の登録を行ったということです。「豊かな利益が出たので資金を引き出すことができる。引き出すために手数料を先に支払わなければならない」とメッセージが届き、男性は指定の口座に現金を振り込みました。 　その後も税金や両替の費用などの名目で振り込みを求めるメッセージが届き、男性は指示されるままに今年9月から10月にかけて18回にわたり合わせて1500万円を振り込み、だまし取られたということです。 　不審に感じた男性が「誘われて投資したが詐欺かも知れない」と警察に相談し、事件が発覚。18日に被害届が受理されました。 　警察ではSNS型投資詐欺事件として捜査しています。