特殊詐欺を防いだコンビニに感謝状 三重県内の被害額は昨年より約2億円増 注意呼びかける
電子マネーを買おうとする70代男性を警察に相談するよう説得=津市(三重テレビ放送)
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、三重県津市内のコンビニエンスストアに津警察署から感謝状が贈られました。 特殊詐欺を未然に防いだとして11日、ファミリーマート津岩田店を代表して店長のタマンスンダリさんに感謝状が贈られました。 このコンビニエンスストアでは、10月15日に10万円分の電子マネーカードが欲しいと話す70代の男性客に対し、従業員が警察から店舗に配られていた「声かけ支援シート」を見せ、警察に相談するよう説得し、特殊詐欺による被害を水際で防いだということです。 津警察署の大野新哉生活安全課長は「顔を合わせたことのない、知らない人からお金の話が出たら、それは詐欺。警察や周りに相談してだまされないように」と話していました。 三重県内では今年に入ってから9月末までの間に、去年より27件多い232件の特殊詐欺が発生していて、被害額は約2億110万円多い、約6億2840万円の被害が出ています。