高1男子の胸を蹴り頬をたたいた30代教諭 「生徒の心に消えない傷」 三重県教委が文書訓告
教諭は「生徒の心に消えない傷を与えてしまい深く反省している」と話しているという(三重テレビ放送)
三重県教育委員会は、生徒の胸を蹴った上に頬をたたき体罰などを行ったとして、県立高校の30代の教諭を12日付けで文書訓告としたと発表しました。 三重県教育委員会によりますと、この教諭は今年9月、学級担任として1年生の男子生徒の問題行動に対する聴き取りを行っていた際、生徒の反省の様子が不十分だったことに腹を立て、履いていたスリッパを床にたたきつけ左足の裏で生徒の胸のあたりを押すように蹴り、右手の指先で左頬を叩いたということです。 生徒にケガはなく、教諭は「生徒の心に消えない傷を与えてしまい深く反省している」と話しているということです。 三重県教育委員会では、生徒から聴き取りを行う際は1対1で対応しないことを改めて周知徹底するとしています。