「年間女王目指して頑張ります」(政田夢乃)【月刊GD女子プロカレンダー2025インタビュー#2】
多くの人に声をかけてもらうということ
特に印象的だった試合は、7月に地元・北海道で開催された『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』だったそう。 「初日に小祝さくらちゃんと菊地絵理香さんと組み合わせが一緒だった時は、それがプロになって初めての地元開催の試合だし地元が一緒同士の組み合わせで、なんか『プロになったんだな』という感じがして楽しかったですね。 菊地さんとは一緒になったのが初めてだったんですが、話したらめちゃくちゃ優しくて、その後の試合でも話しかけてくださるんです。『今週、ホテル大丈夫?』とか、フフフ(笑)。ゴルフ以外のことも気にかけてくれます! さくらちゃんとは国体も一緒に行ったし、え~、エピソードがいっぱりありますね(笑)。この時は、北海道開催の試合だったぶん、地元の応援団が結構いたので、『あの人来てるよ』みたいな会話をしました(笑)。バイト先(札幌リージェントゴルフ倶楽部)が一緒だったこともあり、共通の知り合いがいるんです。だから、『マスター室にいた人が来てるね~』とかって、めっちゃ人がいる中でも気が付いて話していましたね(笑)。 当時からいろんな人に応援してもらっていて。例えば『仕事してないで早く練習してきな』と言ってくれる事務の人だったり、一緒に働いていたおじいちゃんたち10人以上からお菓子をすごいくれたり、みんなが可愛がってくれていましたね」 プロになる前から多くの人たちに応援されてきた政田プロ。特に心に残っている言葉はあるのだろうか? 「いや、特には。なんかたぶんいっぱい声をかけてもらいすぎて、一つを選べないというか、一つ一つが自分にとっては大きいことなんです。『頑張れ』って言われるより『頑張らなくていいよ』と言われたほうが気持ち的には楽だけど、でもその言葉は嫌で言ってるわけじゃないからとか……。 試合中は、お客さんがいっぱいいるほど燃えて楽しくなっちゃうタイプで、『もっといいプレーがしたい』って思えます」