歩き方に影響も!?知っておきたい、赤ちゃんの足の発達と正しい靴選び【専門家】
Q 左右の足の大きさが違う場合は、どうすればいいの?
【A】左右の足の長さと幅を測定し、長いほう、幅広いほうの足に合わせて選ぶのが基本です。短いほう、幅が狭いほうの足は、履いているときに中で前ずれが起きやすいので、かかとをトントンした状態でベルトをぎゅーっと締めて足を固定すれば、理想的なフィット感が得られます。
Q 買い替えのタイミングは?
【A】はずした中敷きのかかと部分と、足のかかとを揃えて足を当てます。つま先の余裕が0.5cm以下になったら、0.5cm大きいサイズに替えましょう。2~3カ月ごとに、中敷きを使ってまだ履けるかを確認しましょう。
Q 上の子のお下がりを履かせてOK?
【A】OKです。靴の損傷や摩耗が少なければ、お下がりを使えます。ただし、かかとがすり減って靴が傾いていたり、全体が型崩れしていたり、ベルトの接着力が落ちているものは避けてください。 監修/吉村眞由美先生 撮影/小山志麻 取材 文/ひよこクラブ編集部 撮影協力/イフミ― いかがでしたか? 赤ちゃんの初めての靴はとても重要。最初はネットで購入するよりも、お店で試し履きをして比較検討するのがおすすめ。正しい歩行がスムーズに身に着くように、サイズと履き方を大切にしましょう。 参考/『後期のひよこクラブ』2025年冬号「ファーストシューズ、失敗しない選び方」 ※掲載している情報は2024年10月現在のものです。 監修者 吉村眞由美 先生 PROFILE:早稲田大学招聘研究員、日本靴医学会小児の足と靴を考える委員会委員長、日本外来小児科学会代議員などを務める。全国の子育て支援事業、保育園、認定こども園、幼稚園、小学校などで靴教育を行い、靴教育(シューエデュケーション®)の普及を行い、義務教育化・一般化に取り組む。「まいにちスクスク」(NHK)、「後期のひよこクラブ」ほか、メディアでの紹介も多数。
たまひよ ONLINE編集部