巨人・高橋礼 移籍後初の対外試合で2回無失点 メンタル変化で「簡単にストライクが取れる」
◇プロ野球 練習試合 巨人ー日本ハム(27日、那覇) ソフトバンクから巨人に移籍した高橋礼投手が27日、移籍後初の対外試合に登板しました。 【画像】勢いよく球を投げる巨人・高橋礼投手 2回から登場した高橋投手。日本ハムの万波中正選手をセカンドゴロで打ち取ると、続く進藤勇也選手、水谷瞬選手もセカンドゴロで、三者凡退に抑えます。 3回も勢い変わらず日本ハムにヒットを許しません。 加藤豪将選手をセンターフライ、細川凌平選手をセカンドゴロで仕留め、最後は江越大賀選手の打ったボールを自らピッチャーフライでさばくと笑顔でベンチに戻っていきました。 高橋投手は2回23球無失点で今季対外試合初登板を終えました。 試合後、高橋投手は「バッター6人ゴロ4つだったので結果よかった。まっすぐとスライダーが基本のピッチングなので、ストライク率を高くして球は真ん中でいいし、山瀬(慎之助選手)も基本甘いところに構えてくれてたのでミットめがけて思いっきり投げることだけを意識しました」と自身の投球を振り返ります。 打者6人に対して5回初球ストライクを投げた高橋投手。「(初球は)大事だし、去年みたいにストライクとるのは難しいっていう自分のメンタルだったり、技術じゃなくなっているので簡単にストライクが取れる」とコメントしました。 阿部慎之助監督からの「困ったらど真ん中に投げろ」という方針は投げるときに影響したようで「監督がキャッチャーにいるような感覚。真ん中でいいから、難しいこと考えなくていいよと余裕を持たせてくれるのが自分としてはありがたい」と話しました。