黒コーデに“青”を入れてモダンに。参考にしたいメンズ着こなしを紹介
クールな黒とノーブルな青のコーディネートは、シックで大人っぽい雰囲気を醸し、垢抜けた印象を作るにもポテンシャルを発揮する。今回はそんな「黒青コーデ」をテーマに、スタイリングのポイントと参考にしたい海外のメンズコーデを紹介! 黒×青のおしゃれなメンズコーデをチェック
黒青コーデを見栄えよく仕上げるなら、素材と色調のコントラストを効かせるのが王道テクニック
本来色調の近い黒と青は識別しづらく、ファッションにおいては青よりも黒の方がよりドレッシーであるとされており、フォーマルのレベルが混乱しないように一緒に着用することは避けるべきとされてきた。しかし、スタイルミックスがデフォルトとなり着こなしの幅が広がった昨今では、スタイリングに落ち着きをもたらし、大人の余裕を引き出してくれる黒青コーデも定番化。より見栄えが良くスマートなルックに仕上げるなら、テクスチャーとトーンのコントラストを効かせるのが良しとされている。
ストリートファッションでは、Ye(カニエ・ウェスト)の黒青コーディネートが有名。黒と青の2色で全身を綺麗に分けてコントラストを効かせたスタイルは、ギャップとのファーストコラボレーションアイテムを展開していた頃に積極的に取り入れていた。
着こなしポイント①「白を潤滑油として挟むことで、黒をメインに青でアクセントを効かせたコーデが馴染みよく仕上がる」
黒青コーデを街馴染みする気張らない印象にまとめたい場合には、黒アイテムをメインに青アイテムでアクセントを効かせ、中和力に長けた白アイテムの抜けで良い按配に馴染ませるのが◎ ニュートラルな白アイテムを差し込むことで黒と青それぞれの持ち味を引き出しながら、ぎこちなさを感じさせないコーデが完成するだろう。
着こなしポイント②「黒の上下をコーデの軸にすることで、主役に据えた青のアウターを強調」
黒の上下でコーデの軸を構成し、色味の異なる主役アウターを際立たせるテクニックは黒青コーデにも応用可能。インナーとボトムスを収縮色である黒で引き締めてクールな印象を担保すれば、主役に据えた青のアウターが強調され、すっきりとしたルックスに。
着こなしポイント③「ボリュームの出やすい上半身を黒で引き締め、ボトムスを青で軽快に仕上げる」
厚手の服を重ね着したり、防寒アウターがメインアイテムとなる冬コーデは、ボリュームの出やすい上半身を黒で引き締め、ボトムスを青で軽快に仕上げるのも良い。上下で黒と青を振り分けることで、それぞれの色の特徴も際立ち、コントラストの効いたコーデに仕上がる。
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