日本航空(JAL)にサイバー攻撃 全国的にシステムで不具合が続く 少なくとも国内線14便で最大1時間ほどの遅延が発生
TBS NEWS DIG Powered by JNN
日本航空は、サイバー攻撃を受けた影響で、全国的にシステムで不具合が発生していると発表しました。きょうは新規のチケット販売を終日取りやめるとしています。羽田空港から中継です。 羽田空港・第1ターミナルの国内線出発ロビーでは、心配そうにする利用客の姿が多く見られました。 日本航空によりますと、きょう午前7時半ごろから、日本航空のネットワーク機器がサイバー攻撃を受け、現在も全国的にシステムトラブルが続いているということです。 午前10時時点で、羽田空港を出発する那覇空港や釧路空港行きの便など、少なくとも国内線の14便に最大で1時間ほどの遅延が発生しているということです。 また、チェックインカウンターでの手荷物の預かりができなくなっているほか、今後、さらに運航に影響が出ることも想定されるということです。 帰省客 「子連れなので、来ている途中にニュースで知って心配。乗れればいいかなって感じですけど、今から手続きをして、時間をその都度、確認しようかなと思う」 また、このサイバー攻撃の影響で、日本航空は国内線・国際線ともにきょうは終日、新規のチケット販売を取りやめるとしていて、年末年始や仕事納めを控えるなか、帰省や出張などに影響が出そうです。 捜査関係者によりますと、日本航空はサイバー攻撃による被害について警視庁に相談しているということです。
TBSテレビ