伝統の保存食「柚餅子」作り 2025年3月以降に直売所やオンラインショップで販売 長野県天龍村坂部地区
本格的な冬を前に、長野県天龍村で伝統の保存食作りが盛んです。 大きく実った柚子。この実を使った、戦国時代から伝わるという保存食「柚餅子」作りが天龍村坂部地区で始まっています。果肉をくり抜いた後にクルミなどを混ぜた甘い味噌を詰めて蒸して作ります。 地元の生産者組合は高齢化などで2018年に解散しましたが、NPO法人が伝統の味を受け継いでいます。 3ヵ月かけて乾燥させた「柚餅子」は2025年3月以降に直売所やオンラインショップで販売します。 「ツメモガキ」村沢葉花さん: 「おととい始まって今日が2回目。天龍村を知るきっかけになってくれればという気持ちでゆべしを作り続けている」 12月には「柚餅子」作りの体験ツアーも3回開かれます。
長野放送