従業員間の確執で破産…鋼構造物工事「ウエダ工業」退職者相次ぎ人手不足に陥る 負債総額 約1億円 東京商工リサーチ
鋼構造物工事の「ウエダ工業」が、11月18日までに富山地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。負債総額は約1億円とみられます。 【写真を見る】従業員間の確執で破産…鋼構造物工事「ウエダ工業」退職者相次ぎ人手不足に陥る 負債総額 約1億円 東京商工リサーチ 東京商工リサーチによりますと、富山市の鋼構造物工事業「ウエダ工業」は、1972年(昭和47年)創業、1996年(平成8年)法人化していて、鋼構造物工事や機械器具の設置工事など富山県内を中心に大手化学工場などのプラント関連、機械器具設置、配管関連などの事業を受注しています。 2022年(令和4年)には売上高1億6317万円を計上していましたが、収益性は薄く最終赤字を散発、債務超過に陥っていました。 こうした中で従業員間の確執が表面化し、複数の退職者が出たことで工事の受注が困難となり、2023年(令和5年)には売上高5011万円まで低下、1883万円の最終赤字となっていました。 その後も人手不足を背景に受注体制は改善せず、資金運営も限界に達したことで今回の措置となりました。負債総額は約1億円とみられます。
チューリップテレビ
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