異次元の少子化対策「本気でやってもらいたい」大阪・吉村知事会見1月11日(全文3完)
ここで野党が下向いてたら、なんのための野党か
総理が異次元の少子化対策というふうに言われている以上、維新の会としても、維新の会として考える異次元の少子化対策、これを自民党にぶち当てていきたいと思います。ぶち当てていくべきだと思いますよ。野党は今こそこれをやんなきゃいかんと思います。ここで野党が下向いてたら、なんのための野党か訳分かんないなというふうに思います。課題はやっぱり、うすうすみんな気付いてる課題だと思いますので、それは濃淡あると思いますけれども。なので、僕自身は、やっぱり少子化っていうのは非常に大きな問題だと思ってますから、そう思ってる人も多いと思うし、なので、次世代にいかに投資をしていくのか、そして少子化対策をいかに本気でやっていくのかということを、野党とすれば、野党が考える異次元の少子化対策を自民党にぶつけるべきだと僕は思います。 記者:分かりました。ありがとうございます。 記者:ご質問はありますでしょうか。
首長の暴走を防ぐ仕組みになっているが
記者:ABCの木原です。市議会過半数の件に戻りますけれども、政党として過半数を目指すという理由は分かりましたけれども、地方自治とか地方議会の立て付けとしては二元代表制の下で、議会も首長とは別の民意を反映して首長の暴走を防ぐという仕組みになってると思うんです。であるが故に中選挙区や大選挙区で過半数が取りにくいという仕組みになってると思うんですが。その点に関して、過半数を目指すということとの整合性というのはどういうふうに考えられてますか。 吉村:【(音飛び) 00:50:12】、同じ目標、そして府市一体の成長戦略の実行と同じ目標を持った政治家を当然増やしていく、そして公約を掲げるわけですから、公約を実現するのが僕は政党の存在意義だと思っています。公約を実現しなくていいですよ、反対の意見もあるんだから公約なんて実現しなくていいですね、できなかったら、それは二元代表制だから仕方がないですねという発想には、僕はならないです。 もちろん選挙の審判を受けるわけです。中選挙区制という選挙制度ですから、非常に選挙の制度そのものも、やっぱり難しいのも分かってます。現実に大阪維新の会がこれまで過半数取ったことはないんです。橋下さんのときも松井さんのときも含めて。それほど難しいというのは分かってる上で、政策、掲げた公約を実現するのが政党、前に道をつくっていくのが政党の仕事なんだから、ほかの、いや、政党さん、どうぞ当選してくださいというんであれば、もう政党の存在意義って僕はないというふうに思っているので、そこを目指して、約束したことを実行するために目指して進んでいくということは当然のことだというふうに思っています。 記者:過半数を目指されるんであれば、国政における自民党がそうであるように、幅広い民意をくみ取る仕組みというのが必要だと思うんですが、維新支持者以外の民意であるとかを維新の中に反映させていくというような仕組みとかお考えはありますか。 吉村:維新の議員だって僕が気付かないような、本当に地域回りをしていますから、僕が気付かないような小さなことであったり、小さなお困りごとっていうのは、結構、実現はさせていってます。なので、まったく同じ色ではないです。維新の議員の中でも、この政策をやっていきたい、強化したい、いや、こういった細かい地域のことをやっていきたい、いろんな意見をやっぱり府政、市政に反映させています。