「思ってたのと違う!」母のように“専業主婦”になりたかったのに…ワーママが突き付けられた、現代日本の「切実すぎる現実」
専業主婦の母の元で育ってきた私。母のように子供が帰って来た時にはお家に必ずいて、「おかえり」といってくれる『お母さんがいる』環境を自分も作るんだろうな~と思ってきました。んが!全然そんなことは出来ていません。 【子育てしながら働けるのか問題】働く?辞める?ママたちが悩み抜いて出した答えとは…… あっ、そうだ。始めに伝えておきますが、本エッセイでは専業主婦がラク!いいな~!などと言及したいのではありません。 むしろ個人的に専業主婦をそつなく出来る人は神様か!と思っています。子供と四六時中一緒にいる環境はラクばかりではありません。私は仕事がない土日の方が疲弊します。もちろん、我が子は可愛くてとーっても大切な存在ですが、全てを子供優先にして1日を過ごすことはもの凄く大変なことです。ちょっとの買い物でも、安全面を常に考えなくてはいけません。自分を軸にした行動は全くできません。体力も何かと使います。 専業主婦はラクな訳がない。 さて。 そんな専業主婦にはなれないかもしれない私ですが、今となってはバリバリのワーキングマザーにも特になりたくない。確かに高校生くらいの時、キャリアウーマンになりたい!と考えた時はありました。しかし、キャリアウーマンという言葉が死語となるかのごとく、徐々になりたい!という自身の気持ちも冷めてきました。 現在は、仕事はあった方がよいかな~くらいゆるい気持ちでいます。そうなってくると、今の働き方(企業の研究員、出張あり、業務過多、フルタイム)は結構キツイ。 気持ちは『ゆるく』を求めていますが、実際はハードな現場に身を投じる。 今まで何万回も仕事を辞めたいと思ってきました。 具体的にどんな場面で辞めてたいと思ったか? 新卒で入った研究所から転居を伴う他の部署に転勤になった時、 子供たちが小さくてワンオペに耐えられないと思った時、 やっても成果を出しても評価されない年が数年続いた時、 管理職試験に高得点と言われながら上司に嫌われ落ちた時、 辞めたいと思いましたし、会社に行く気にもならならず、朝起きるのも憂鬱でした。