ドジャース指揮官 FAのT・ヘルナンデス「戻ってこないとしたら辛く感じる」「テオの大ファン」残留願う
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)に言及した。 【写真】シーズン中、本塁打を放った大谷(左)にヒマワリの種を投げて祝福するT・ヘルナンデス T・ヘルナンデスは今季、大谷翔平に次ぐチーム2位の34本塁打、99打点を記録するなど勝負強さを発揮し、4年ぶりの世界一に貢献。シーズン後にFAとなった。 球団は再契約を目指しているとみられるが、合意にはまだ至っていない。T・ヘルナンデスが移籍した場合の穴埋めについて問われた指揮官は「難しくなるだろう」とし「私はテオの大ファンだ。関係は素晴らしく良好だ。彼はドジャースの一員でいられるすべてのことを愛してた。私はこれからもずっとテオのファン。157、158試合に先発し、ポストを務め、あれほどの活躍ができる選手はそう多くはない。大きなマーケットのチームに来て、優勝に貢献した。そんな選手はめったに出てこない」と人格、成績含め素晴らしい人間と称賛の言葉を並べた。 その上で「ただ、テオは非常に生産的な年を過ごし、FA選手として良い立場に身を置いている」とT・ヘルナンデスの立場も理解し「彼はいくつかの決断を下す必要があり、それを見極めるのだろう。彼が戻ってこないとしたら、つらく感じるはずだ」とドジャース残留を願いつつ本人の選択を待つとした。