まさか、いきなり掃除機かけていませんよね?家事の専門家が考える「掃除機がけ」の正しい順番
こまめに掃除機をかけさえすれば、床のゴミやホコリはちゃんと取りきれていると思っていませんか? でも、ただ掃除機をかけるだけではダメなんだとか。掃除機がけは手順を守ることで、ゴミやホコリを取り残すことが減り、さらに効率よくキレイにすることができるそうです。 【画像】まさか、いきなり掃除機かけていませんよね?家事の専門家が考える「掃除機がけ」の正しい順番 そこで今回は、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、掃除機をかけるときに守りたい手順についてお伺いしました。
掃除機がけをするのは朝一番がいい
夜寝ている間に空中を舞っていたホコリも床に落ちるため、人が部屋の中を動き回る前の時間が床掃除をするのに最適なタイミング。動き始めたあとだと、せっかく床に落ちているホコリが舞い上がって、掃除機で吸っても、吸いきれなくなってしまいます。朝の掃除機がけが難しい場合は、家族全員が外出後の帰宅直後もおすすめです。 さらに、掃除機をかけるときに注意したいのは、窓は開けないということ。掃除をするときには換気をした方がいいというイメージがあるかもしれませんが、窓を開けてしまうと、空気の動きで、やはり床のホコリが舞い上がってしまいます。窓を開けるのは、掃除機をかけ終わってからがベターです。
まずは床にあるモノを片づける
掃除機をかける手順として、当たり前だけれどもとても大事なのが、まず片づけるということ。 床にあるモノを出しっぱなしにしたまま、掃除機をかけ始めると、途中でモノをしまうために中断したり、何度も同じ場所を往復しなければならなかったり、モノがあるために掃除機をかけ損ねたりする場所が出てしまったりします。 床にあるモノは、できるだけ邪魔にならない場所に上げ、一気に掃除機がかけられるようにしましょう。朝起きてすぐに床掃除をしたいなら、寝る前に片づけを済ませておくとスムーズです。
掃除機の前に、フローリングワイパーをかける
いよいよ掃除機!…といきたいところですが、掃除機を出してくる前にもうひとつやっておきたいのがフローリングワイパーでの乾拭きです。 「拭き掃除は、掃除機のあとじゃないの?」と思うかもしれませんが、掃除機を最初に使ってしまうと、その排気や人の動きでホコリが舞い上がってしまうことがあります。 フローリングワイパーでホコリを取ってから、それだけでは取り切れなかったやや大きいゴミを掃除機で吸い取るというのが手順としては正解。ただし、忙しいときや、早朝や深夜など音が気になって掃除機をかけられないようなときの床掃除は、フローリングワイパーだけ、もしくは掃除機だけでもOKです。