「一番センター大島がマスト!」平田良介のタブーなき質問攻めに竜・大島洋平も思わずタジタジ!?
力が衰えたから試合に出られない?
これは平田さんだから聞ける禁断ともいえる質問か。今年11月で39歳を迎えようとする中、バッティングの調子が思ったように上がってこない状況に外野からの声は手厳しい。そんな声を拾い集め、平田さんは大島選手に何食わぬ顔でぶつけた。苦笑しながら答える大島選手。 大島選手「そこまで劇的に力が落ちた感じはしないけど、10年前と比べたら"落ちたな"と思うところはあります。でも日々トレーニングを積み重ね、落ちないよう心掛けてやっています」 球界でもハードワークな練習で有名な大島選手だが、今では身体のコンディショニングを一番に考え、トレーニングの質・量ともに考慮しているようだ。ただし、しっかり準備して試合に臨む気持ちは、今でも何ひとつ変わっていない。スタメンで登場する際、多くのお客さんからの大歓声に感謝し、勇気づけられているという大島選手。だからこそ期待に応える結果を見せたいという気持ちは人一倍強い。
常勝時代と今を比べて何が違う?
最後の質問はこれまたなかなかのタブーもの。生え抜き野手では唯一優勝を経験しているベテランだからこそ感じる常勝時代と今の違いとはいったい何? 大島選手「ボクが入って優勝した時(2010、2011年)とかは、中堅とかベテラン選手が多かった。野球を知っている選手が多かったし、グラウンドの中に監督が何人もいるみたいな感じの中で野球をやっていましたね。今は野球を知らない選手が多い」 8月11日終了時点、リーグ首位を走る広島カープの野球を見ても、ドラゴンズが常勝チームと呼ばれていた時と似た"野球の巧さ"がある。勝負どころではみんなでつないで一点をもぎ取る野球、守備の時のここぞという時の球際の強さでビンチを救う姿。バンテリンドームだからこそ、守って勝たなくてはいけないわけで、今一度"ドーム野球の原点"に立ち返ることが必要なのではと大島選手は話す。 そして締めのインタビューとして、平田さんから大島選手への期待を述べた。 平田氏「それはもちろん、スタメンで出る大島さんですよ!1番センター大島洋平がマスト!」 現時点、チーム本塁打王の細川成也選手、チャンスの強い、オルランド・カリステ選手、そして復調著しい岡林勇希選手と、外野陣に入り込むのはなかなか容易ではない。しかしチームが勝つためには、大島選手の力が必要だと信じる平田さん。なかなか連勝ができず一進一退を繰り返すドラゴンズには大島選手のような酸いも甘いも知り尽くした切り込み隊長が必要なのかもしれない。 自力優勝が消えた今、目標はCS出場となるAクラス入りか。毎試合熱心にバンテリンドームへ足を運ぶファンのためにもベテランが先頭に立って、全力を尽くして欲しい。目標のない秋を迎えるのだけはまっぴらゴメンだ! がんばれ大島洋平! がんばれドラゴンズ! 燃えよドラゴンズ! 竹内 茂喜
CBCテレビ