次世代コロナワクチン「レプリコン」 打ったら“自己増殖”で「周囲に伝播」? 定期接種開始で広がる不安 二木教授が解説
■次世代ワクチンの真価には時間をかけた評価が必要
昭和大学 二木芳人名誉教授:定期接種が始まり、5種類のワクチンの中から自分で選んで接種できるようになりました。 その中で、レプリコンワクチンは新しい仕組みのワクチンですから、不安に感じられる方がいらっしゃることも理解できますし、無理からぬことです。 mRNAワクチンそのものに関しても、まだ多少の疑問が論じられていますから、この新しい仕組みのワクチンに関しては、やはり、その中長期の安全性や、有効性については、もう少し時間をかけて評価しないといけない部分も確かにあるとは思います。 今年も冬に向けて、コロナの再流行が予想されています。重症化リスクの高い高齢者や持病のある方は、それぞれのワクチンについて、良い点、注意すべき点をしっかりと確認し、納得された上で、ワクチン接種を検討していただければと思います。 (昭和大学 二木芳人名誉教授) (関西テレビ 2024年10月19日)
関西テレビ
【関連記事】
- 流行中の変異株「KP.3」はこれまでの免疫が効かない 新型コロナ第11波はお盆明けがピークか 二木教授が解説
- 吉村知事が『コロナ感染』「今まで一度もかかったことなかった…みなさんもお気をつけ下さい」とメッセージ 医師会は「第11波に入った」と注意
- 「結核」は昔の病気ではない JOYさんが病院たらいまわしで重症化 入院3カ月・完治まで10カ月闘病 診断の難しさや治療のつらさ語る
- 「マイナ保険証が使われない理由はコレ!」現役医師が脚本、出演の動画が大バズり いま起きているリアルなトラブル
- 自転車「注意義務違反」から『犯罪』に スマホを手に持って運転したら一発アウト! 道交法改正で自転車も自動車とほぼ同じ運転者の責任