ジャパンカップのジョッキーカメラが話題に

ジャパンカップを制したドウデュースと武豊騎手【写真：産経新聞社】

　競馬のG1ジャパンカップ（3歳上、芝2400メートル、14頭立て）が24日、東京競馬場で行われ、武豊騎手の1番人気ドウデュース（牡5・友道、父ハーツクライ）が直線追い込み、天皇賞・秋からの連勝でG1・5勝目を飾った。勝ちタイムは2分25秒5。武豊ら騎手たちがつけたジョッキーカメラが話題になっている。 【動画】「え！？そこ入れるの？」　スミヨンが約1頭分の間を突いた実際の動画（42秒～） 　ドウデュースの豪快な追い込みで幕を閉じた今年のジャパンカップ。歓喜のゴール後の武とドウデュースの会話が話題になった。バックストレートではダートコースから引き揚げる他の馬についていこうとしたドウデュースを「君はこっち」と芝コースに促した。一度はスピードを緩めたが、「よし、行こう！」の合図とともに再び走り出し、ウイニングランに向かった。 　海外から来日したゴリアットの映像では、騎乗ぶりに驚きの声が集まった。フランスの名手C.スミヨンが2コーナー付近からインをスルスルと上がっていき、目の前を走るダノンベルーガとラチ沿いに1頭分と少し間があったが、迷わず突っ込み、逃げ馬の後ろ、3～4番手のポジションを確保した。 　ジョッキーカメラで収めた動画を日本中央競馬会（JRA）公式YouTubeが公開。武とドウデュースの絡みにはX上の競馬ファンから「キミ（勝ったから）こっちってウイニングラン促すのすき」「みんなと一緒に帰ろうとする おどう賢すぎ」とドウデュースの道間違いを救った武に称賛の声が集まり、制裁なしでわずかな間を狙ったスミヨンの騎乗には競馬ファンからは「あんな狭いところよう走らせれるなぁ…」「2コーナーまじで半端ねえな」と仰天の声が漏れていた。