【チャンピオンズC】史上2頭目連覇へ、ラストランのレモンポップ上昇ムード
<美浦トレセン> レモンポップが2010、11年のトランセンド以来、史上2頭目の連覇を狙う。この日は坂路を4ハロン62秒2―13秒6で駆け上がった。「少し気持ちが入りすぎですが、普段の運動で落ち着きがないわけではない。昨年のように馬体のゴリゴリ感はなくなっているけど、南部杯よりはかなり良くなってきました」と山崎助手。ラストランを前に上昇ムードだ。 ウィルソンテソーロは昨年の2着馬。前走・JBCクラシックは好位追走から3コーナーで内をすくって先頭に立ち、4馬身差の圧勝劇を演じた。小手川調教師は「仕掛けのタイミング、コース取りはさすが川田騎手でした。先週の動きを見て、JBCの疲れも全くないと感じましたし、ここまで順調にきています」とビッグレース連勝を狙う。 ペイシャエスは前走・武蔵野Sで4着に敗れたが、200メートル延長で前進が期待できる。小西調教師は「使われて良くなっていますよ。ワンターンよりもコーナー4つの舞台の方が合う。ある程度のポジションで運びたい」と意気込む。