中学生の子どもが「誕生日にグッチの財布がほしい!」と言っています。中学生にハイブランドの財布は早いですよね?
中学生になると、ファッションやブランドに興味を持つ子どもも増えてくるでしょう。中には、ブランド物の財布が欲しいとねだる子もいます。しかし、ブランド財布は価格が高いうえに、盗難リスクがある点に注意が必要です。 本記事では、ブランド財布の相場を紹介するとともに、盗難のリスクや紛失した際の対処法について紹介します。子どもにブランド財布を持たせるべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ブランド財布の価格相場
表1では、ブランド財布の価格相場を紹介します。
出典:公式サイトより筆者作成 上記の価格はあくまで相場であり、ブランドや商品によって価格は異なります。
高価なブランド財布は盗難のリスクがある
高価なブランド財布は、他人の目を引きやすく、盗難のリスクが高いと考えられます。学校や公共の場でブランド財布を持っていれば目立ちやすく、他人から狙われる可能性があります。また、鍵がついていない教室のロッカーにブランド財布を置いていれば盗難にあうリスクが高まるでしょう。 そのため、中学生のうちは、見た目よりも実用性や安全性を重視した財布の所有を心がけることが大切です。盗難や紛失のリスクを避けるためにも、高価なブランド財布の所有に対して慎重になるほうがよいでしょう。
財布を紛失した際のリスク
ここでは、財布を紛失してしまった際に起こり得るリスクについて紹介します。子どもに財布やお金を持たせる際は、盗難や紛失にあった場合の危険性を伝えておくことが大切です。 ■身分証から暗証番号がバレる 財布を失くしてしまった場合に、健康保険証などの身分証が入っていれば、本名や住所、生年月日など、記載されている個人情報を他人に知られるリスクがあります。 また、個人情報が悪意ある第三者の手に渡れば、クレジットカードやキャッシュカードの暗証番号を解読される危険性もあります。不正利用や不正引き出しを防ぐために、暗証番号には個人情報に関連した数字を使用しないことが大切です。 ■レシートや会員カードで住所がバレる 財布の紛失により、財布に入っているレシートや会員カードから行動範囲を特定される危険性があります。レシートに記載されている購入場所や商品から、よく利用する店舗や施設を特定でき、行動パターンが把握されれば空き巣などの犯罪につながるおそれがあるでしょう。 犯罪に遭遇するリスクを減らすためにも、財布には不要なレシートや会員カードを入れておかないように注意しましょう。