日本での「英語塾」は不要だった?「教育移住」準備しておいてよかったこと、要らなかったこと(子ども編)【シドニー教育移住レポート#7】
日本で頑張って準備したけれど「不要だったかも?」
逆に準備として不要だったかも?と思ったのは、日本で通った「英語の塾」です。以前からいつかは海外に住みたいと思っていましたし、子どもに対して英語の必要性も感じていたので、小学校入学と同時に英語の学童に週に2回行かせていました。 先生は外国人でオールイングリッシュだったのですが、我が家は英語の習得まではなかなか行かなかったです。生徒はほぼ日本人ですから、どうしても日本人同士で話してしまいますし、週に2回、正味2時間ほどの授業では英語の習得とまではいかず、コストを考えると割高に感じてしまいました。 耳を慣らしたり、外国人や英語に対して抵抗をなくすくらいは習得できましたが、コストに見合うかどうかは……やや疑問です。コスト面では、参考書やドリル、英語のアニメや映画などを見るといったことがよかったかもしれません。
準備不足もあるけれど、やっぱり前向きに!
オーストラリアに限らず、海外で暮らすと、いろいろな理由や目的できている人がいますし、いろいろな暮らし方をしている人がいます。また、日本以外の国からもたくさんの人が来ているので本当に人それぞれの生活です。時には、自分のやっていることが本当にあっているのかと思ったり、いろいろな意見や情報に流されて、こんなはずじゃなかった、周りが羨ましく見えるということもあると思います。 私も実際に暮らしていても気持ちが落ち着かないことや、もう少しこうだったら、こうしてくればよかったなどと思うことがないわけではありません。でも、家族で何度も話し合ってプランニングをして来ましたし、子どもたちが毎日元気に学校に通って、少しずつでも英語が習得できて、いろんな国の子どもと友達になって、「学校楽しかったー」と帰ってくれば、そういった邪念は払って、前向きに頑張らなくてはと思います。 来月(10月15日公開予定)は、「教育移住、準備しておいてよかったこと、逆に要らなかったこと」(生活編)をお送りします。
橋浦多美