久保優太「K-1出身者として“K-1って強いんだぞ”というところを見せたい」大晦日で王座挑戦につながる大一番【RIZIN】
異なる突出したものを持つ者同士が戦うことで生まれる面白さ、ダイナミズムといったことでしょうか。 「そうですね。僕は子どもの頃にミルコ・クロコップを見て育った世代なので。ミルコなんてまさにそうじゃないですか。K-1の技術を使って勝っていく。そこにロマンを感じます」 その時に「キックボクサーは迷走している子たちが多い」とも言っていましたが? 「めちゃめちゃ相談受けますよ(笑)。相談受けますし、今、弟が11月からジムを始めて、そこに来る選手もいます。悩んでいる子がすごく多い。今、日本ではRIZINが一番大きい団体になった。K-1はどんどん小さくなっている」 もともとキックボクシングやK-1をやっていた身としては立ち技ももっと盛り上がってほしいという気持ちはありますよね? 「そういう気持ちですね。やっぱり僕はK-1出身者としてMMAに挑戦して“K-1って強いんだぞ”というところを見せたいですね。僕は自分を総合格闘家とは思っていない。自分はK-1ファイター、立ち技競技者だと思っている。立ち技競技者がただMMAの舞台でやりたいことをやっているだけ。立ち技の強さを証明しているだけということ。殴り込みに来てK-1の強さを見せつけるという意気込みです」 今大会ではYA-MAN選手もカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)という強豪と対戦します。2人とも勝ったら、本当にキックボクサーの時代が来そうですね。 「弟のジムはキックボクシングのジムなのでキック業界が盛り上がるといいなと思います。キックボクサーはもちろん、MMAでストライキングも強化したいという選手も来てもらえれば」 広い意味で立ち技が強いということを証明できればいい? 「そうです。でも僕はK-1出身なので、K-1が盛り上がってくれることが一番です」 20日に行われた会見で榊原信行CEOは「シェイドゥラエフとダウトベックはRIZINの中で今年輝いた外国人選手のナンバー1とナンバー2くらい。勝てば、勝ちっぷりも含めて評価したうえで、来年のタイトル戦線に絡んでいく切符を手に入れることになると思う」などと語った。果たして久保はこの強敵を下し、悲願のフェザー級王座に手をかけることができるのか…。
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