阪神・漆原は1050万増の2500万円 現役ドラフトで加入し自己最多38試合に登板 勝ちパターン入りへ「譲る気ない」
阪神の漆原大晟投手（２８）が３０日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、１０５０万増の２５００万円で更改した。（金額は推定） 【写真】表情にも自然と余裕が 悠然と席につく漆原 漆原は「納得できる金額だったのでサインさせていただきました」と充実の表情で語った。昨年１２月の現役ドラフトで阪神に加入。今季は自己最多となる３８試合に登板して１勝４敗、５ホールド、防御率３・８９の成績を残した。「移籍してきてチャンスをいただいた身なので、阪神タイガースさんにはすごく感謝している」と球団への謝意を述べた。 来季に向けて「２位という結果で悔しいシーズンだった、リーグ優勝、日本一に向けて１試合でも多くマウンドに立って勝ちに貢献することが大事」と意気込んだ。１軍のブルペンは熾烈（しれつ）な競争が待ち構えるが「そこは譲る気はない。１試合でも多く貢献できたら」と勝ちパターン入りへ意欲的に語った。
