復活を期す西武がドラフト1位で獲るべき選手は? ファンの圧倒的多数が選んだのは……
1位「強打の大学生」55.4%
第1位は「強打の大学生」。“チームの再建”には欠かせない即戦力強打者の獲得に半数以上の票が集まり、まさにファンが望む結果となった。 注目の存在は西川 史礁外野手(龍谷大平安―青山学院大)と渡部 聖弥外野手(広陵―大阪商業大)の両スラッガーだ。西川は、宗山同様に3月の侍ジャパントップチームに大学生ながら選出され、デビュー戦で2安打2打点の活躍。力強いスイングから放たれる強烈な打球はプロ野球ファンをも虜にした。長打力を含めた身体能力の高さが最大の魅力で、プロ最注目スラッガーの1人と言えるだろう。 一方の渡部も、関西屈指の強豪・大阪商業大で1年の春リーグからレギュラーを獲得している実力者だ。逆方向にも飛ばす圧倒的なパワーはさることながら、今月2日には関西六大学リーグで14人目となる通算100安打を達成した対応力も兼ね備える。春からは三塁手にも挑戦しており、複数ポジション守れることも大きなアピールとなる。プロでの活躍も楽しみな大砲候補だ。 運命の日まで残り10日を切っている。復活を期す西武はどのようなドラフトとなるのか注目したい。 文章:高校野球ドットコムインターン生 伊藤 雄大