大阪・難波にある高層ホテルの「ヌン活」、おひとりさまの味方すぎるワケとは?
「ヌン活したいけど基本2名からなのが許せん」「1人用のがない」と、たまに見かけるアフタヌーンティーについてのコメント。実際のところ関西の多くのホテルやカフェが「1名から注文可能」とはなっておらず、最低人数が設けられている場合もあるのが実情。そんななか、大阪・難波に「1人でも行きやすいヌン活」があるとの噂を聞いたので、編集部員がさっそく行ってきた。 【写真】価格は6800円、メニューの詳細 そもそも1人だと予約ができなかったり(スタンドへの盛り付けの都合で2~4名などが一般的)、友だち同士で盛り上がる様子を横目に「なんだか気が引けてしまう」と感じたりするソロ・ヌン活。いざ席に座ってスタンドがやってきたとしても、ティーのフリーフローなんて付いちゃって2時間どう過ごそうか? と、正しい過ごし方なんかも頭によぎったりして、なかなか手を出せないでいた。 そんな「ソロ」については不安だらけの筆者だったが、今回は大阪・難波にある高層ホテル「センタラグランド大阪ホテル」で旬のいちごを使ったアフタヌーンティーに出向いてみた。 ◆ 「座席」の配置がおひとりさまの味方すぎる アフタヌーンティーがあるのは、地上130mの最上階にある「スモーク&スピン」で、ホテルの宿泊客でなくとも最上階へ行けるのもうれしいポイント。ちなみに今回は1名ということで窓側のカウンター席に通してもらった。 席に関しては予約時に「希望」を伝えることができるのだが(予約状況により厳しい場合も)、個人的におすすめなのはカウンター席。複数人用のテーブルエリアに背を向けるように配置されており、距離も少し離れているためプライベート感抜群、目の前に絶景が広がる文句なしのロケーションだ。ワチャワチャと賑わうなかでの「ポツン」にならないので一安心だった。 ◆ 1人でも「あのスタンド」で出てきます 巷には1人用のアフタヌーンティースタンドの準備がないため、2名からの予約しかできない店もある。そして、そんな状況を知っているカフェなどではあえて「おひとりさま用アフタヌーンティー」をメニュー化し、1人での利用を歓迎するムードもあったりする。 同ホテルは何名で訪れてもウェルカムドリンクにクラシックな3段スタンド、そして名物の「ツリー」も付いてくるうえ、ティーやコーヒーのフリーフローも揃っており、待遇は変わらない。 といった感じで食べ始めたが、テーブルに並んだフードやティーを順に食べながら、眼下に広がる難波の街並みをボーっと眺めていると2時間はあっという間。窓側に向いているため、周囲を気にしたり、目線のやり場に困ったりすることもなく快適に過ごすことができた。もし、「おひとりさま」を企んでいる人がいれば、ぜひ参考にしてみてほしい。 「センタラグランドホテル大阪」の「ストロベリーアフタヌーンティー」は6800円(税・サ込み)で、4月30日までの期間限定。時間は昼11時~/昼1時30分~/夕方4時~の3部制。