【京阪杯・人気薄激走の要因】10番人気ヴェントヴォーチェは3着もM・デムーロ「もったいない」
[GⅢ京阪杯=2024年11月24日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝内1200メートル] デビュー以来最も重い馬体重となる528キロで出走したヴェントヴォーチェ(牡7・牧浦)が、10番人気の低評価に反発して3着に食い込んだ。 スタートで両サイドに挟まれる形となったものの、初騎乗となったM・デムーロは内枠を生かして中団を追走。しかし、3コーナーでもやや手綱を引くシーンがあった。直線で進路が開けてからはしぶとく脚を伸ばして猛追。前を走るプルパレイをハナ差かわして馬券圏内に突入したところがゴールだった。 鞍上は「スタートでやられて中団になってしまい、3角でもやられてスムーズに行けなかった。それでも直線に向いてからの伸びはすごい良かった。もったいなかった」と不完全燃焼の内容を嘆きつつも相棒の走りを称賛。約1年半の休養明けをひと叩きされてガラリと変わり身を見せ、7歳という高齢ながらも、まだまだやれる力を示した。
東スポ競馬編集部