J1G大阪 6度目の天皇杯優勝に向け ポヤトス監督「楽しむということ」
J1G大阪が21日、大阪市吹田市のガンバ大阪練習場で練習を行い、練習後にダニエル・ポヤトス監督(46)が取材に応じた。23日の神戸との天皇杯決勝戦(国立競技場)に向け、選手に「楽しむということ」と号令を出した。 「始まる前には怖さ、苦しみはあるかもしれないが、決勝、ここまで来た。ここからは楽しむ、やり切る。ナーバスにならず、選手を助けていきたい」 G大阪としては4大会ぶり8度目の天皇杯決勝の舞台。関西勢による頂上決戦は1953年度大会以来71大会ぶりとなった。9大会ぶり6度目の優勝を目指すチームに向け、「私たちがどこに行くのかを選手たちがハングリーさを持って示してくれている。ガンバの歴史、築いてきたものを感じる。私たちはその一部分というところが進んできた。負けたくない気持ち、メンタリティー、いままでクラブが築いてきたすべての歴史を背負ってやっていくことが大事。それを選手が認識して、表現して、成長していってくれている」と手応え。「いい状態の準備をしっかりしてきた。全員がワクワクした気持ち。新たな歴史を全員で刻む。クラブに刻むことを念頭に置いている。必ずクラブにタイトルをもたらす。勝つ、ということだけ」と力を込めた。