「スペインではまず見ることはありません」 カメラ好きのスペイン人が「日本の象徴のような感じ」と写真に収めた光景とは
日本人が見慣れた光景は、外国人観光客にとって、最も日本らしい光景かもしれません。初めて日本を訪れている、写真撮影が趣味のスペイン人男性は、「日本の象徴」と感じた光景をカメラに収めました。いったい、どのような光景だったのでしょうか。 【写真】スペイン人が「日本の象徴のような感じがした」と感じた日本の日常の光景 ◇ ◇ ◇
スペインから初訪日 同じ名前を持つ親友同士
北西アフリカ沖に位置する有名観光地のひとつ、カナリア諸島から来ているスペイン人のデイビットさん。ふたりとも今回が初めての訪日です。 学生時代から20年来の親友だというふたり。「デイビッド」という同じ名前を持ちますが、左のデイビッドさんには昔からの愛称があるそうです。その名も“タマコ”。 「日本語では『エッグ(卵)』という意味なんですよね!?」 日本語の意味を知り、ふたりは顔を見合わせて大爆笑。そんな愉快なふたりの、今回の旅は16日間を予定しており、東京や大阪、高山などをめぐる予定だといいます。
写真好きのデイビッドさんが撮影 日本のなにげない日常
日本の文化や食事に大きな関心があるふたりは、「見るべきものがたくさんあります」と話します。そして、写真を撮るのが趣味だというデイビッドさんは、訪れる先々でたくさんの写真を撮影していました。 日本人にとってはなにげない、日常のひとコマを撮影した写真もたくさんあります。デイビッドさんはとくに気に入っている写真を見せてくれました。 そこに写っていたのは、駅のホームで電車を待つサラリーマン風の男性。ビジネスバッグと傘を持ち、ピシッと背筋を伸ばして、ホームドアの前に行儀良く立っています。 「これをなぜ撮ったのかって? 日本の象徴のような感じがしたんですよ。スペインではまず見ることはありません」 日本が「鉄道大国」であることは世界的にも有名。また、日本人に対して、マナーが良く勤勉といったイメージを持つ外国人が多いようです。日本人にとっては当たり前の光景ですが、デイビッドさんにとってはそういった日本の印象を、ひとめで感じることができる一枚だったのでしょう。 「日本人と電車。とてもアイコニックで撮りたくなりました」 笑顔で写真を見せてくれたデイビッドさん。これから向かう旅先でも、たくさんの写真を撮って、帰国後も日本を思い出してくれるといいですね。
Hint-Pot編集部