中山芝1600mのコースデータを紹介 「1枠×戸崎圭太騎手」が単勝回収率157%
トップサイアーやリーディング上位の騎手が◯
<過去5年の中山芝1600m 種牡馬別成績> ロードカナロア【24-30-15-152】 勝率10.9%/連対率24.4%/複勝率31.2% 単回収率58%/複回収率81% ディープインパクト【24-12-10-115】 勝率14.9%/連対率22.4%/複勝率28.6% 単回収率127%/複回収率81% ダイワメジャー【15-11-18-114】 勝率9.5%/連対率16.5%/複勝率27.8% 単回収率70%/複回収率77% シルバーステート【13-13-12-61】 勝率13.1%/連対率26.3%/複勝率38.4% 単回収率108%/複回収率127% この章では種牡馬別成績について述べる。トップ3はロードカナロア、ディープインパクト、ダイワメジャーと順当にトップサイアー達が名を連ねている。 ロードカナロアの産駒は重賞で【3-3-1-23】単回収率133%、複回収率121%とプラス域をマーク。上のクラスでこそ狙いたい。 近年、産駒の数が減ってきているディープインパクトの仔は単回収率127%とベタ買いするだけでプラス。3勝クラス以上では【11-4-5-56】勝率14.5%、単回収率190%とさらに数字がアップする。 ダイワメジャーの産駒は距離短縮が狙い目で、【3-0-0-16】勝率15.8%、単回収率187%とプラス域だ。ほか、シルバーステートの産駒は単回収率108%、複回収率127%と妙味十分。紐に入れておいて損はない。キズナ産駒も複回収率114%だ。 ちなみに、今年のフェアリーSではレイユールがキズナ産駒、ホウオウガイアがシルバーステート産駒に該当する。 <過去5年の中山芝1600m 騎手別成績> C.ルメール【30-15-7-68】 勝率25.0%/連対率37.5%/複勝率43.3% 単回収率68%/複回収率63% 横山武史【28-15-13-126】 勝率15.4%/連対率23.6%/複勝率30.8% 単回収率58%/複回収率67% 戸崎圭太【21-24-20-97】 勝率13.0%/連対率27.8%/複勝率40.1% 単回収率80%/複回収率85% 最後に騎手別の成績について。トップ3はルメール騎手、横山武騎手、戸崎騎手。こちらも順当にリーディング上位の騎手が名を連ねている。 ルメール騎手は3番人気以下の馬に騎乗した際は【4-3-0-15】単回収率120%。マークする側に回ったルメール騎手はやはり怖いが、今週も騎乗はない。 横山武騎手は2勝クラスに強く、【9-2-1-18】単回収率110%だ。なお、フェアリーSは騎乗予定だったシホリーンが抽選を突破することができなかったため乗鞍なしとなっている。 戸崎騎手は内枠に入った時が狙い目で、1枠では【6-5-3-10】単回収率157%、複回収率133%と素晴らしい数字を残している。フェアリーSはエリカエクスプレスとのコンビで参戦。無事に抽選も通り、あとは枠順に注目だ。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
東大ホースメンクラブ