少子化対策 「1人500円」でも“実質負担なし”本当?……首相「増税ではありません」 賃上げが頼みの綱【#みんなのギモン】
■国民が理解できる誠実な説明を
藤井アナウンサー 「実際に新しいことをすると、政策であろうと会社の方針であろうと、必ず『それはどうなんだ』と言う人は出てくると思います。ただ、そう思う方もやる気にさせる、頑張っていこうと思わせるためには、どう伝えるかがとても大切です」 「少子化対策という言葉がありますが、子どもを産んで、これからの世代を支えるための労働力のような扱い方にして数字だけ上げても、絶対、新しく子どもをつくろうなんて思ってくれるはずもないんですよね」 「本当に子どもを産んでも大丈夫なのか、育てられるのか。安心できるような方法を作ってもらいたい。そのためならば月500円は安いんじゃないの?と思えるくらいになればいいと思います」 「人口の多さというのはある意味、国力に比例してくるところがあります。ですから、数字だけを上げようという気持ちになってしまうところもあるかもしれません」 「ただ、一生懸命1人の子どもを育てて、この子の人生が楽しくなるように、と親の気持ちがどんどん注がれていきます。その過程で、きちんとしたお金が使われるような仕組みをぜひ作って、説明してもらいたいと思います」 加納委員 「まさに今、少子化対策と子育て支援は、社会全体で支えていく仕組みに変わろうとしています。しかし、それを実現するには国民の理解が何よりも重要です。聞こえのよい説明で終わらせず、政府には国民が理解できる誠実な説明が求められています」 (2024年2月7日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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