昨季から出場機会減少のリヴァプールMFエリオット ブライトン、ドルトムントが動向を注視
監督交代が転機に
アルネ・スロット監督の就任によってリヴァプール内部で序列の変化が生まれ、それによって遠藤航は昨シーズンと比べて出場時間が大幅に減少している。 18歳が値千金の決勝弾!トッテナムが敵地でリヴァプールを撃破 しかし、そうした状況にあるのは遠藤一人だけではない。ハーヴェイ・エリオットも苦境に陥っている。 フラムで16歳60日でのプロデビューを果たしたエリオットは、2019年7月にリヴァプールに加入。昨シーズンはユルゲン・クロップ前監督のもとで公式戦53試合に出場したこの21歳のレフティーは、リヴァプールの攻撃を牽引する次世代スター候補として大きな期待を寄せられていたが、スロット監督が指揮を執る今シーズンは序盤から出場時間が激減。さらに昨年9月にはイングランド代表の活動中に足を骨折し、戦線離脱を余儀なくされていた。 昨年11月下旬頃に怪我から復帰して以降、毎試合出場機会を得られているものの、試合の終盤での途中出場が多く、先発出場は12月18日に行われたカラバオカップ準々決勝サウサンプトン戦のみとなっている。 こうしたエリオットの状況によって、既に複数のクラブが同選手の動向を注視し始めている。リヴァプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』によれば、三笘薫の所属するブライトンの他にドイツのボルシア・ドルトムントエリオットの獲得に関心を示しているという。 エリオット本人は自身の去就について何も語っていないが、現状が変わらなければ今シーズン終了後に移籍話が浮上する可能性は十分にあるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部