最も集客した試合は? J2観客数ランキング11位。まさに天国と地獄…。3位以内とJ3降格が決まる
明治安田J2リーグは2024年のレギュラーシーズンが終了した。J1昇格争いを巡る一戦を筆頭に、今年も全国各地で熱戦が繰り広げられたが、今季最もスタジアムが盛り上がったのはどのカードなのか。2024年のJ2リーグ全380試合のなかで最も観客数を集めた対戦カードをランキング形式で紹介する。
11位:V・ファーレン長崎対鹿児島ユナイテッドFC(PEACE STUDIUM Connected by SoftBank) 観客数:17,978人 開催日:10月27日(第36節) 第35節ブラウブリッツ秋田戦で連勝を記録し、勝ち点を66まで伸ばしたV・ファーレン長崎。J1自動昇格へ望みを残し、第36節に鹿児島ユナイテッドFCとの一戦を迎えた。「PEACE STUDIUM Connected by SoftBank」で迎える2試合目には17,978人の観客がつめかけた。 新スタジアムのオープニングメモリアルユニフォームに身を包みピッチに入場してきた長崎イレブンは、19位チーム相手にその力を見せつける。 14分に名倉巧のゴールでいきなり先制すると、43分にはマテウス・ジェズスのカットインから追加点。後半も2ゴールを沈め4-1で快勝と、長崎サポーターにとって大満足の試合となった。 他会場の結果により、長崎はリーグ戦3位以上が確定。2位の横浜FCとの勝ち点差を5まで縮め、逆転昇格にいちるの望みをつなぐこととなった。 一方で、敗れた鹿児島はJ3降格が決定。勝者がいれば敗者もいる。そんなサッカーの残酷さを象徴するような試合となった。
フットボールチャンネル