靴や靴下を脱いだときの足の臭い「しっかり洗っていても臭う場合は病気の可能性も」足が臭ってしまう原因と対処法を医師が解説
Q.ケアをしていても足が臭ってしまう場合、考えられる病気はありますか
ケアをしていても足が臭ってしまう場合、先述した水虫、紅色陰癬、点状角質融解症、汗疱・異汗性湿疹などの病気であることが考えられます。 紅色陰癬、点状角質融解症、汗疱などは症状が軽いため放置されたり、罹患していても気づかなかったりすることも多いです。 水虫、汗疱性湿疹は自分でも気づかない程度の軽傷から、強いかゆみを伴ったり、水疱がつぶれて痛みを伴ったりするものまであります。
Q.足の臭いで病院にかかる目安はありますか
足の臭いのほかに自覚できる症状があれば、それが受診の目安といえます。たとえば臭いのほかに、赤み(炎症)・痒み・かさつき・水疱などがあれば病気の可能性があり、受診すべき状態です。 しかし、他の症状がなくても臭いが気になった時点で受診していただくのがよいと思います。足の臭いの原因が病気でなくとも、対処できる制汗剤、病院・クリニック専用のシャンプー類などで対処できるケースもあるからです。 足の臭いは皮膚にからんだものが大多数なので、不安なことがあれば皮膚科を受診しましょう。 取材/文:山名美穂 編集:サンキュ!編集部 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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