写真：窓の杜

　米Googleは11月12日（現地時間）、「Gemini」をカスタマイズして必要な回答を引き出せるようにする機能「Gems」に、「Google ドキュメント」などの参照ファイルをアップロードできるようになったと発表した。 　「Google ドライブ」経由で「Google ドキュメント」や「Google スプレッドシート」などのファイルを「Gem」に参照させることが可能。これにより、特定のニーズに合わせてより高度なカスタマイズができる。 また、企業スタイルガイド、プロジェクトファイル、社内文書、人事文書、製品仕様書、顧客からのフィードバック、授業計画書、研究ノートなどの特定のファイルに基づいた「Gem」を作成し、より関連性の高い応答が可能だ。 「Gems」にアップロード可能な参照ファイルには次のものが含まれる。 ・ドキュメントおよびテキストファイル TXT、DOC、DOCX、PDF、RTF、DOT、DOTX、HWP、HWPX、「Google ドキュメント」など ・データファイル XLS、XLSX、CSV、TSV、「Google スプレッドシート」など 　「Google ドキュメント」または「Google スプレッドシート」ではファイルの更新を自動で認識可能。その他のファイルでは、再アップロードする必要がある。 　　Gem作成時のファイルのアップロードは、英語版から利用可能。即時リリース・計画的リリースドメインの以下のアドオンで、すでに利用できる。 ・Gemini Business ・Gemini Enterprise ・Gemini Education ・Gemini Education Premium