モチベーションと集中力を飛躍的に高める「勤務時間の組み立て方」のコツ8つ
エネルギーとゴールのバランスを調整するヒント
バーンアウトせずにすべての目標を達成するには、スキルが必要です。そこで、クライアントや筆者自身の役に立った方法の一部を紹介しましょう。 1. 体内時計を知る 筆者は自分のクロノタイプを大切にしていて、時間帯に応じた概日リズムとエネルギーの関係を把握できています。 筆者にとって午前中の会議は、1日の仕事を時間通りにはじめるためのモチベーションになります。ですから、会議はできるだけ9時から12時の間に入れるようにしています。 昼休み後にエネルギーのピークを迎えるので、集中時間は午後一番と決めています。これにより、自然と最高の状態で仕事に取り組むことができます。 夜は家族と過ごす時間。または仕事以外の時間です。これは自身のワークスタイルともマッチしています。 筆者は、仕事を一緒くたにするのではなく、分けてやるのが向いているのです。 2. 時間をまとめる 筆者は可能な限り、会議をまとめて設定します。 たとえば、こちらでスケジュールを決められるコーチングセッションは、週に2回、3時間にまとめて設定しています。 その際に便利なのが、Clockwiseというアプリ。集中時間をまとめて取れるように、スケジュールを組んでくれます。 おかげで、Zoom以外のToDoリストに取り組でいるときは、フロー状態に入ることができます。 中断の入らない集中時間は、筆者にとってかけがえのない生産的な時間なのです。 3. グリッドから離れる 勤務時間以外は、Slackの通知を切っています。 また、深い集中力を要する作業をするときは、勤務時間中でもSlackを閉じます。 4. 同僚を頼る もしあなたが外向的なリモートワーカーで、社会的説明責任を好むなら、Focusmateのようなバーチャル・コワーキングツールを使うといいでしょう。 ツールを使わずとも、同僚に頼んで、責任を課してもらってもいいかもしれません。 5. 内省する 筆者は毎日の仕事を終えるとき、その日の時間の使い方を振り返ります。そして、その日の成果をカレンダーに書き留めています。 これは工数見積もりスキルの向上に役立つばかりか、やると決めたことをやり遂げる助けにもなります。 そんな内容を社内に公開したくないって? ほとんどのカレンダーアプリでプライベート設定ができるのでご安心ください。 これらのスキルも、バランスが大切です。1日の中で、優先順位が動的に変化しても構わないので、チームのニーズも大事にしてください。 ですから筆者は、チームメンバーに求められればそちらを優先しますし、週に数日は彼らのタイムゾーンに合わせて午後の時間帯をブロックしています。 ここでの目標は、自分の仕事、チームのケア、そして自分自身のケアのバランスを取ることにあるのです。